2024.09.19 | 会社風景
古い社屋の写真を見て思うこと
明治43年に大分市の碩田橋通り(現在の中央通り)で開業した高山活版社。先日たまたま創業者の高山英明が残したアルバムを手に取る機会があり、当時の社屋の中の写真を見ることが叶いました。
壁に飾られた鉄道地図や書、時計、電話機、火鉢、鉄瓶、お湯呑み。もしかしたら写真の奥に見える障子の奥は座敷で、当時の社員さんたちはここで休憩していたのかもしれません。昭和54年に移転した現社屋の2階に座敷を作ったのは、旧社屋に座敷があった名残だとか。最近ではこの座敷がお客さまとの打ち合わせやワークショップのスペースに使われており、「高山活版社らしい場所」のひとつになっています。
願わくばいつかぜひ当時の高山活版社の印刷工場の写真も見てみたいものです。
文責:高山香織
#高山活版社
#碩田橋通り