
2025.09.17 | ニュース
生活に寄り添う
印刷物の需要が減っていく昨今、「どんな印刷物であれば人々の生活に残していけるのか」をずっと問い続けてきました。
そんな時、「日常に活版を」をテーマに掲げた弊社のオリジナルブランドTAKAYAMA LETTERPRESSで長年タッグを組んでいる山香デザイン室の小野友寛さんが、自ら手作業で10年以上作り続けてきたカレンダーの制作をやめることを知りました。
小野さんはCDや本をはじめとしたグラフィックデザイナーだけではなく、和紙を使った器や絵画など様々な美しい作品を制作する作家でもあります。
そんな小野さんのカレンダーは長く使い続けても飽きの来ないシンプルなデザインで、私自身も長年のファンの1人でした。
「このカレンダーをなくしてしまうのはあまりにも惜しい。これからもたくさんの人に使い続けてほしい」
そんな想いで小野さんへカレンダーをともに制作することを提案させてもらったところ快諾してくださり、この度ようやくそのカレンダーが完成しました。
サイズは見開きで縦540×横340mm、ブンペルという手触りのよい特殊紙にオフセット印刷の特色2色刷りを施し、見開きで1ヶ月ごとの表示、シンプルなデザインながらスケジュールを書き込める仕様になっており、1年を通して家族の生活に寄り添ってくれます。
いよいよ大分県内をはじめとした県内外の店舗様で販売が始まります。現在お取り扱いいただける店舗様を募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。ぜひたくさんの方に実際に手に取ってお楽しみいただければ幸いです。
写真:高山英一郎
文章:高山香織
#カレンダー
#山香デザイン室
#高山活版社
#オフセット印刷
#活版印刷
#大分
#印刷会社
#ともにつくる
#情を報せる情の緒をたぐる


